2017年3月27日(月)WHY@DOLL新曲リリースイベント@タワーレコード横浜ビブレ店

 ほわどるを見るのは1月のタワレコ感謝祭以来。相変わらず美しくプロフェッショナルな二人。タワレコ横浜ビブレ店にて2月に発売した「キミはSteady」のリリイベ。表題曲の他カップリングの「ラブ・ストーリーは週末に」、「菫アイオライト」など6曲(セトリは文末参照)を披露。ファンの年齢層は全体に高め、地下アイドル特有のMIXや「~ちゃん!」はおろかPPPH、オイオイやオーイングなどの定番コールも一切なし。ごくわずかにサイリウムなどを掲げる熱心なファンの他は基本的に手拍子でステージの二人が「次は~で!」と促されると指定されたポーズ(ピースなど)を真似るおとなしいスタイル。音楽も角松敏生を彷彿とさせる80年代のコンテンポラリミュージック風(跳ねるベース、踊るカッテイングギター、歌うサックス)、アダルト志向でアンチピンチケなチューンとなっている。同じような音楽を志向しながら東京女子流のように嫌味がないのはヲタを排除しない包摂的な雰囲気を醸し出しているせいか。(また女子流の音がつまらないのはダンス志向なためテンポが速い割にプラコン特有の音を重ねすぎてグチャっとした音像になってしまい耳障りが悪いため)ほわどると呼ばれるだけあってその緩いイメージ通りのややテンポダウンした曲はオヤジには大変心地よい。2回見てもいまひとつファンの特徴を捉えきれていないのだが、同じように楽曲へのこだわりの強いNegiccoなどに比べるとビジュアルの水準が高いためガチ恋もそれなりに多いのだろうか。オタクも十把一絡げでは語れないと実感。

 

セットリスト:

Gemini

キミはSteady

アイオライト

ラブ・ストーリーは週末に

あなただけ今晩は

秒速Party Night